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バンガジュツの芽がでたよ

2021年05月20日 13:55 | コメント/トラックバック (0)

インドネシア原産
熱帯薬用植物バンガジュツ
芽が出てきました

令和3年のバンガジュツ成長記録
インドネシアの中部ジャワ州から信州松本に移植されて6年経過しました。

K. rotunda root

昨年11月に採取したバンガジュツの母茎は小さく、肥料が足りないことが推測されました。
よって、新しい腐葉土を入れた植木鉢、3鉢に埋めて室内で越冬させました。
今年の成長を見ていきたい。

5月20日
5月初旬に1本芽が出て2~3葉が伸長し始めた5月中旬に室外へ移動。
強風で最も伸びた葉は折れてしまった。
今朝観察したところ7本の芽を確認したが、食後の観察では10本に増加。
今週は雨が降り、気温も25度に上ったことから成長を開始したようです。

昨年に比べ、気温が低く成長は遅い。
本年の夏は、寒冷化するように思える。

バンガジュツの薬理作用
抗腫瘍効果、抗菌作用、抗酸化作用、抗血小板凝集作用、抗炎症作用, 寄生虫駆除などに関する報告があります。

特にこれらの作用noookuha, 主要成分のクロテポキシド(Crotepoxide)が関与している。
クロテポキシドは、バンガジュツ抽出物の約40%を占めている。


クロテポキシドCrotepoxideの薬理作用

クロテポキシドの核因子kB(Nuclear  factor-kB, NF-kB)は転写因子として細胞の普遍的に存在し、その抑制作用がバンガジュツの作用の主要な役割を果たしている。*NF-kB抑制作用
*Tumor necrosis factor (TNF)の活性化
*アポトーシス誘導抗がん剤作用の活性化
*NF-kBが規制する遺伝子産物の発現の抑制
 (抗アポトーシス、アポトーシス、炎症、がん細胞増殖、がん細胞浸潤、血管増殖など)


バンガジュツの記事
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