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ケンペフェリア・ロトゥンダ(バンガジュツ)の故郷を訪問

2015年04月27日 17:04 | コメント/トラックバック (0)

ケンペフェリア・ロトゥンダ(Kaempeferia rotunda)
バンガジュツ(白ウコン)の故郷を訪れました

2015年4月15~17日までバンガジュツの中心地、中部ジャワ州を訪問しました。
羽田発ガルーダ・インドネシア航空の7.5時間のフライトで、インドネシアの首都ジャカルタ着。
移民局・税関検査後直ちに空港到着ロビーの外の喫煙エリアで2~3服し、疲れをとる。
インドネシアの気温は30度。インドネシアの愛煙仲間が云うには、過ごしやすい気候だと。
当方は汗びっしょりで上着は脱ぐ。
空港からバスにてガンビア駅へ。
インドネシアの仲間が夜行列車を予約してくれ、自動乗車券販売機で上級乗車券入手。
10時15分の発車まで時間があるので、駅のレストランでナシゴレンとジャワティ―を楽しむ。
ビールを飲みたいところだが、一切売られていない。
ナシゴレンが辛みが効いて非常に美味い。

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ホームから夜間照明された独立記念塔モナスが美しい。
10時15分、定刻通りに列車は中部ジャワ州のプルオケルトに向け出発。
定刻通りに出発し、定刻通りに目的駅に到着したのには、小さな驚き。
5時間の夜行列車は、翌早朝に目的駅に到着し、友人が出迎えてくれ彼の大豪邸に車で1時間強で到着。
3時間ほど寝て、バンガジュツを求めて出発。
バンガジュツ根茎
既にバンガジュツは書籍や贈られてきたサンプルで確認しているが、植生する本物を自分の目で確認したいのである。
多くの類似植物があり、実際東ジャワから持ってきた類似植物が友人の家に植えられていた。
花も咲いており、本物かと思って根茎まで調べたが異なる植物で、しかし根茎は食用にするとの事。


DSC04087

東ジャワからの偽物

1日中車で動き回り、バンガジュツの探索。
kunir putihといっても、各地方でその植物は異なることが多く、困惑を隠せない。
ある女性に聞いたところ、そんな植物は竹の生えている所に行けば、野生種が沢山あるとの情報。
ただし、花が咲く時期は12月から1月であり、4月には既に散り植物が成長する時期であるとも教えてくれた。
竹の生えているいるところを目指し、捜査を行うが本物には巡り合わない。
ビールを飲みたいが、商業大臣の命令でコンビニでの販売は禁止。
唯一、カラオケで提供しているとの事でカラオケ店値段で購入して戴く。
大瓶を3本飲み、熟睡。

question K r question K r leave

根茎は似ているが葉の紋様が異なる

翌日も探し回り続ける。
街であったご婦人に尋ねると、ある家のうっそうとした裏庭にあるよと教えてくれた。
早速、カメラをもって小走りにその場所の直行。
あるある、いくつもの株が集中して植わっている。
陽があまり射さない路地裏というところを好むようだ。


K. rotunda K. rotunda 2 K. rotunda leave 2 K. rotunda leave 1 K. rotunda root

漸く探し当てたバンガジュツ

長い道のりであったが、バンガジュツに出会うことができ大満足。
大きな元の根茎は、イブ(おかあさん)、そこに繋がる小さな根茎はアナク(子供)と呼ぶ。
小さな根茎は多く含み、噛むと粘ちょうでムコ蛋白も含んでいるようだが、イブが生産した栄養倉庫と思われる。
イブはがんになった時に飲む他、皮膚病に使用し、アナクは食用にすると、現地の方は話していた。

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