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トランス脂肪酸含有商品全廃の方向に

2011年01月17日 18:22 | コメント/トラックバック (0)

悪玉トランス脂肪酸を含む商品の全廃方針

トランス脂肪酸は酪農製品には自然に含まれているが、植物オイルには全く含まれない脂肪酸。
植物オイルの賞味期限や食品加工に利用しやすいように、強制的に合成することによって出来るのがトランス脂肪酸。
トランス脂肪酸を含むオイルを使用した食品;マーガリン、揚げ物、菓子パン、カップ麺、ケーキ、ビスケットなどあらゆる大量生産される食品には含まれます。

セブン&アイHDは、販売する全商品からトランス脂肪酸を含まないものにすることを決定しました。
この傾向は、多くの健康に関心がある会社に広がって行くでしょう。

ほとんどの食用オイルは、大豆などの植物オイル由来です。
不飽和脂肪酸が多く、直ぐに酸化してしまうため強制的に水素を添加させますが、この水素添加で天然にはないトランス脂肪酸が合成されます。
また、減量に由来する匂いや色を除去するため、非常に高温で加熱しますが、この時にトランス脂肪酸が出来てしまいます。
水素添加や光熱処理は、オイルだけでなくビタミンKをもトランス脂肪酸化してしまい、微量毒素が出来てしまいます。

長期間に大量にトランス脂肪酸を摂取すると、全身の動脈硬化病変を起こし、心臓病や脳卒中の原因になります。
これに加えて、肥満、糖尿病、アレルギー、乳がんの原因になると考えられています。

アメリカ系のジャンクフード店の拡大と上記の疾患に広がりに関係がありそうです。
ジャンクフード店が進出する中国や発展途上国は今、先進国病に侵されはじめています。

消費者庁は、トランス脂肪酸含有食品に表示義務を検討しています。
しかし、トランス脂肪酸含有食品やオイルを輸出するアメリカに追随し、1食あたりトランス脂肪酸が0.5g以下、あるいは100gあたり0.5g以下ならゼロと表示できるように、食品業界寄りの基準とするかもしれません。
非常におかしなことです。
一般に栄養表示は、100gあたり少数第一位まで表示を要求しながら、毒物質はゼロと表示できるのです。

消費者の健康を無視し、愚弄する基準には、反対しなければなりません。

EVCO(エクストラ・ヴァージン・ココナッツ・オイル)は、一切の化学物質や、光熱処理しないためトランス脂肪酸はゼロです。
そして、速やかに吸収され肝臓でエネルギーや熱産生に利用される天然の中鎖脂肪酸の宝庫。
EVCOは肥満や動脈硬化の原因とはなりません。
これからの日本人に必要なオイルは天然オイルであり、トランス脂肪酸や毒物質を含まない天然オイルが必用です。


EVCO、500g 

参考:①平成23年1月17日産経新聞、生活面
    ②熱帯薬用植物研究会、「1瓶の薬局-善いオイル、悪いオイルーヴァージンココナッツオイルの話」
      http://www.tropicalmedicine.jp/extravirgincoconutoil.htm
      同英語版http://www.tropicalmedicine.jp/good_oil_and_bad_oil.htm
    ③奥山治美ら著、「油の正しい選び方・摂り方」、農文協

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