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ブアメラの世界へ

2014年02月21日 18:19 | コメント/トラックバック (0)

ブアメラの世界へ
インドネシアの秘境パプア島高地はブアメラの世界

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ブアメラの世界へ

本年最初のインドネシアのパプア島へ2月1日~7日まで行ってきました。
この間、中央メンブラモ県の県知事と州都ジャヤプラでブアメラ会議を行い、県知事の招待でブアメラの世界を訪問してきました。

9人乗り軽飛行機でメンブラモ大湿原とメンブラモ河を眼下に見て、1時間の快適な飛行。
中央メンブラモ県知事の警備・案内係2名、パプア中政府副知事秘書、そして英語通訳1名そして私と計5名。
山間の小さなボコンディニ飛行場上空は幸いにも乱気流はなく、安全に着陸し、県知事指示に従う住民の出迎えを受ける。


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人口2097名のボコンディニ郡には、高校までの教育施設・国立の保健センター・郡庁舎・公設市場・キリスト教伝道者と教会がそろっている。
電気はなく、携帯電話は通じないため無線設備を持ち、簡易上水道が完備されている。
県知事宅に宿泊したが、ここには発電機が設置されテレビを視ることは可能。

住民は陽気で親切、働き者、おしゃべり好き、肥満者はいない。
ビールがあればまさに桃源郷(アルコール類の販売は禁止されている)。
70数年前に初めて世界に紹介された民族(ダニ族)は、数万年の年月をこの地で平和に暮らしている。

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ブアメラは稀少・貴重な果実

少なくとも3万年もの間、高地に自然植生していた赤い果実ブアメラは、現地住民の貴重な栄養機能性食品。

寒さに耐え、動物性食品を補うオイル、微量栄養素カロテノイド、キサントフィル、ビタミンEなどを豊富に含有。
1本の木に10個も実る大木もあるそうだ(今回は見られず)。
1m、10㎏にもなる巨大な赤い果実が、垂れ下がっている様子は当に奇妙だ。
タコノキ科の植物であるので、大きな幹はなくタコの足のような多数の支柱根が木を支えている。
ブアメラと共生する住居、生活は、古気縄文時代を想い起こさせる。

ホナイと呼ばれる住居の住宅地は300~500坪あり、柵で囲まれ入口は柵を乗り越えるように創られている。
住宅地内は奇麗に清掃され、花、野菜類に加えてブアメラを植えている。
ホナイは高床式、中心に囲炉裏があり炊事と暖房を兼ね、暖炉を囲みあるいは温かい二階で寝る。。
床には干草が敷かれ清潔だ。

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ブアメラは一年に2回収穫できるとのことだが、ブアメラの世界ボコンディニでは、9月から2月頃までが旬。
幸いにも訪問時には大量のブアメラを視ることができた。
ボコンディニから遠く離れたバリエム盆地中心の街ワメナまで運ばれ売られる。
長さ30cm位から1mに達するブアメラは、同一品種であるが木の大小によって大きさが異なる。

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ブアメラオイルを作る

県知事の指示があり、住民が大量のブアメラを持ちより、現代的なブアメラオイルの製造方法を視る機会を得た。
鍋で煮て、遊離したオイルを集め、オイルを分離するだけの非常にシンプルな方法だ。
様々な近代的な機械・機器を用いたオイル抽出を試みたが、この方法に勝る方法はない。

鍋などがない昔は、煮るのではなく石焼きによって蒸してからオイルを取り出していた。
電気、LPG、ガソリンもないこの地域では、豊富な木材を燃料として用いるが、最も安価で便利であり、一昔前の日本と同じ。

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新聞で紹介

今回のブアメラの世界への旅行報告を中央メンブラモ県知事に行った。
この報告会議が、パプアの最大の新聞「センドラワシ・ポス」紙に掲載された。
因みにセンドラワシとは、パプアの稀少な「極楽鳥」の意味であり、パプア島の地形は極楽鳥に似ている。
国立のセンドラワシ大学はジャヤプラにある。

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中央メンブラモ県知事Mr. Ricky Ham Pagawak と筆者

 

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センドラワシ・ポス紙への紹介記事

ブアメラのカロテノイド

M&Kは、ノニの国インドネシアのノニを日本に紹介した最初の会社。
14年間のノニ輸入・販売、研究開発の実績は、インドネシア政府との共同研究に発展している。
ノニ研究の中で、重要な微量栄養素カロテノイドがノニジュースに欠けていることが分かっていた。
よって、カロテノイドを豊富に含むインドネシア原産の植物を探していたところ、ブアメラに行きついた。

ブアメラオイルには、α‐カロテン、β‐カロテン、α‐クリプトキサンチン、β‐クリプトキサンチンとう4種類のカロテノイドを含む。
この発見は、長崎大学薬学部前中島憲一郎教授、副学長の研究グループとの共同研究で、世界で初めて為されたものです。
4種類のカロテノイド中、β‐クリプトキサンチンは最も高濃度に含まれ、肺癌予防・治療の天然微量栄養素です。
ブアメラの様々な薬理・生理・栄養作用は、4種類のカロテノイドの総合作用によるものでしょう。
各々単独では、ブアメラのもyつ奇跡的な作用は期待できないと考えられる。

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天然物の摩訶不思議な作用は、現在の化学物質抽出、合成の単独組成物質の栄養食品・サプリメントでは期待できない。
純粋に私たち祖先の長い経験と実績、智慧に従っているのが、ブアメラオイルです。
一切の合成化学物質を使用していないので、非天然のトランス脂肪酸で汚染されている現代食品とは全く異なる。

 

(株)エムケーラボラトリーズ
顧問 西垣 明慶 記

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