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博士の愛した赤い果実ブアメラ:ブアメラを求めて

2022年11月10日 20:44 | コメント/トラックバック (0)

博士の愛した赤い果実ブアメラの世界

ブアメラを求めて

ブアメラ(学名Pandanus conoideus, 日本名なし、パプアの先住民の呼称はタウィ)は、インドネシア語でBuah(ブア) は果実、Merah(メラ)は赤いという意味。
まさに「赤い果実」です。
日本名もないことから、私は「アカイタコノキ」と命名しています。
稀少なブアメラに辿りつくまで5年の歳月を要しました。

2000年に熱帯薬用植物ノニを日本に紹介し、様々な研究を行ってきました。
ノニ果実は完璧な栄養機能性食品であることはこの15年の日本における愛飲者が、毎年増加していることからはっきりしています。
特に天然のビタミンCはミカンに比較して5~6倍も含まれ、ノニ果実の特徴は中鎖脂肪酸、食物線維ペクチン、有用性物質のスコポレチン、イリドイロ物質、ミネラル類、ビタミン類が豊富なことです。
特に、ノニの原産国インドネシア産のノニ果実ジュースが最も栄養的・薬理学的にも高品質であることを明らかにしてきました。
インドネシア6000年の伝承医薬品の素晴らしさです。日本で最も安心・安全、速やかに効果を体感できるのは、インドネシア産のノニジュースです。
ノニの葉のお茶、ノニ石鹸、ノニ果実凍結乾燥粉末のノニソフトカプセルやハードカプセルなど、日本人の生活の多様性に合わせた製品開発も支援してきました。

ノニの研究がブアメラを求めるきっかけとなるとは、人生は不思議なものです。

メンクド・ベサールと呼ばれるインドネシア原産の天然成熟ノニ果実。
インドネシアの代表的な伝承医薬品ジャムゥ。
各家庭に必ずノニの木を植えて医薬品として使用する。

                            

しかし、ノニ果実ジュースは水に溶けるビタミン類は多く含んでいるものの、オイルに溶ける脂溶性のビタミン類は少ない。
ジュースの性質上、当然のことです。

現代社会に暮らす私たちにもっとも欠けているのは、ミネラルの亜鉛、ヨードに加えてビタミンAといわれています(実際はプロビタミンA)。
ノニの研究開発時から、ビタミンAを豊富に含むインドネシア産の果実や野菜類を探していました。
高品質のノニが育つ肥沃な土地、広大な国土、大気汚染や公害など無縁の清浄な環境、強烈な紫外線から身を守る植物群に必ずや求めるものがあると信じていました。

5年後のある日、パプア島でキリスト教普及に尽力しているタン氏が「パプア島に行ってブアメラという果実を実際に見てくれないか」という依頼がありました。
その時には、ブアメラの成分などの情報は全く教えらず、未知の果実であり、そしてパプア島など今までまったく無縁でした。
ガイドブックによると、渡航制限がされているし中央政府の許可が必要との情報もありました。
後日知ったのですが、パプア島先住民が独立運動を行っており、政府軍との間の戦闘で先住民側に多数の死傷者が出ているなど治安が非常に不安定な時期だったのです。

生ある限り何でも見てやろうという「好奇心は生みの親」の精神で、タン氏の息子と現地パートナーを伴ってジャカルタから「ブアメラの世界」に向かったのは、2005年8月15日でした。

パプア高地の先住民にブアメラの植林を勧め、ブアメラ研究開発の機会を与えたくれた
故Mr. Herry Thung氏に感謝。氏は今パプア州Yapen島に眠る。

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