カボチャとブアメラ

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2025年11月14日 14:30 ｜コメント／トラックバック（0）

何故冬に向けてカボチャを食べるのか？
赤い果実ブアメラは必須栄養素の宝庫
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私たちの祖先は長い経験から栄養摂取についての智慧を持ち、日常生活に何気なく取り入れています。
日本では、女子栄養大学が栄養分析を担当し、定期的に食品成分表の改訂版を公表しています。
日本の農水省も文科省も顧みないですが、米国の農業省は非常に多くの食品中の栄養成分の分析を行っています。
日本と米国の食品分析表を比較すると、米国の分析の対象食品と栄養成分項目には大きな違いがあり、米国のものが完璧に見えます。
漸く日本で最近注目されてきているベータ・クリプトキサンチンは、既に10数年前から分析栄養成分となっています。

分析の困難さから、日本では実施されていませんというより、無視されてきています。

米国の栄養分析で、ベータ・クリプトキサンチン含有量が多い食品としてカボチャ（西洋カボチャ）が注目されます。
大きな驚きでした。
通常ベータ・クリプトキサンチンを含むカロテノイドは、通常野菜の葉から摂取します。

しかし、冬季に向けてこのような野菜は食卓に上がることは少なく、これに代わるものがカボチャだったのです。
冬季にカボチャを食べる習慣は、不足するベータ・クリプトキサンチンを摂取することは先人の智慧によるものでしょう。

赤い果実ブアメラはインドネシアのパプア島にだけ自然植生する稀少植物。
微量栄養素カロテノイド、特にベータ・クリプトキサンチン含量の多いさは際立っています。
パプア島先住民の3万年に及ぶ必須の食品です。