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甦ったスーパーフルーツ・ノニの真実(1)

2025年08月30日 15:32 | コメント/トラックバック (0)

蘇ったインドネシア6000年のスーパーフルーツ、ノニ

20世紀最後の年にノニの原産国インドネシア産のノニジュースが西垣敏明博士(株式会社エムケーラボラトリーズ、以下M&K)によって、日本に紹介され、現在のノニジュースブームに至りました。
多くの健康食品が溢れ、花火のごとく一瞬美しく咲くものの、瞬く間に消え去りますが、ノニジュースは25年間絶えることなく日本の健康に関心のある方々、病気で病んでいる方々に比較的速やかで確かな体感を与えることが、信頼され、飲み続けられて大きな要因です。
インドネシアの6000年に及ぶ民間療法、インドネシア政府による伝承医薬品(インドネシアではジャムゥと呼ばれる)に登録される熱帯薬用果実ノニの本質です。


インド洋を望むインドネシアの熱帯風景

改めてノニとは

ノニは、アカネ科のヤエヤマアオキ属の樹高8~10mの常緑小高木です。
「インドの桑の実に似たかんきつ類様の葉を持った植物」ということから学名 (Morinda citrifolia) がつけられ、地域および民族、文化によって様々な名前で呼ばれている。
日本名は沖縄のヤエヤマ諸島のアオキで見つかったから「ヤエヤマアオキ」と名付けられています。

博物学者H.N.Ridleyによると、ノニはインドネシアのモルツカ諸島(現マルク諸島)が原産地であるとしている。
マルク諸島はスラウェシ島とパプア島の中間に位置し、メラネシアというべき地域。
多くの書籍や論文で原産地をポリネシアとしているが間違いで、原産地インドネシアから拡散したものです。

約2万年前に氷河期が終焉し地球温暖化に伴い海水面は上昇し、インドネシアのスンダ大陸は現在の18,000余りの島嶼の地形になりました。
約6000年前に中国の揚子江近辺の民族がインドネシア周辺地域に移動し、現マレー人の祖先となったが、移動中にメラネシアのモルツカ諸島でノニを発見し、インドネシアの各地に、またその後アフリカや太平洋地域に拡散していったものです。
ポリネシアのハワイには1500年前頃、伝播したと云われています。

 アカネ科には多くの属種があり、コーヒー類、トコン、キナノキ、ヨヒンビノキ、ガンビールなど薬効成分を含むものが多く、ノニはも多くの有益な薬理作用があることが知られています。
インドネシア原産のノニは他地域のものに比べて大きく英国人はGreat Morindaと称し、インドネシア人はMengkudu besar (大きなノニ果実)と呼んでいる。
ノニはハワイの呼称でアメリカの影響で最も広く行き渡っていますが、インドネシアのセレベス島(現スラウェシ島)ではNonyと呼ぶことから、ノニはインドネシアより拡散したことが明白です。

有機ノニ農園


メンクドベサールと呼ばれるインドネシアのノニ果実

果実は長さ58㎝、卵形で成熟すると黄色を呈し、中鎖脂肪酸に由来する独特の匂いを発し、酸味と渋みを感じます。
果実内に多数の種子を含み、インドネシアでは一年中果実が結実する珍しい植物です。
ノニ果実の表面は蜂の巣状の56角形の模様を呈し、小さく青い果実にjは56弁の白い花を多数咲かし可憐です。


小さな未熟ノニ果実に咲く5弁と6弁の白い花

枝の頂部の未熟な果実は枝の伸長とともに大きさを増し、根部では大きく成熟し黄色を呈するようになります。過成熟すると落下して柔らかくなり、周囲に強いノニの匂いを発します。
果皮は薄く果肉と分離はできません。
成熟果実の果肉は白く、多数の褐色の種子が花冠状に配列し、種子は薄く、胚はほとんど認められませんが、生命力は強く水分があれば痩せた土壌でも生育します。
光沢のある葉は可食でき、樹木の幹や根は染料として使用されてきました。
ノニは熱帯性気候を好み、インドネシアでは標高1500m以上の高地では生育しません。
赤道直下に位置するインドネシアを中心に、南北回帰線内がノニの成長に適した気候です。
日本の沖縄のような温帯気候では、10㎝程度までの大きさに成長しますが、通年収穫はできません。

ノニはインドネシア伝承医薬品ジャムゥ

インドネシア原産の熱帯薬用植物ノニは、インドネシアで6000年もの間連綿と医薬品として利用されています。
インドネシアの語源は「インドの島々」であり、紀元前からインドの生体医学アユール・ヴェーダの影響を強く受けていますが、インドネシア原産の薬用植物を用いてインドネシア独自の医薬体系を作り上げています。
伝承医薬品ジャムゥ(Jamu)と呼ばれます。
現在ジャムゥは伝承医薬品と定義され、ジャムゥの製造、販売にはインドネシア政府の許可が必要です。
ノニは、伝承医薬品の重要素材の一つとなっており、ノニジュースとして市場で販売されるようになったのは、僅か20数年前からのこと。
それ以前は、各家庭で独自、あるいは医療従事者の指導のもとに単独,あるいは他の素と調合して利用していました。

伝承医薬品ジャムゥの医薬品体系はヒンズー教の中心地であった中部ジャワで発祥したものと考えられ、8世紀建立の世界遺産であるボドブドゥール仏教寺院の主壁には、遠路の客を慰労すためにジャムゥを作るレリーフがあります。

世界遺産のボドブドール仏教寺院のおもてなしのレリーフ

インドネシア語で医薬品はオバット(Obat)ですが、その語源は「客をもてなすの意。
まさにジャムゥは「おもてなし」のための医薬品を兼ねた健康食品です。

ノニは一家に1本

ノニの国インドネシアを旅すると、必ず庭やフェンス沿いにノニの木を見ることができます。
ノニの木は中高木で枝を広く広げるため日陰を作り昼食の場でもあり家族団らんの場になっているようです。
ノニ果実は伝承的な方法でノニジュースを作り、現在のように合成化学物質医薬品がない数千年もの間、健康維持、病気の予防や治療に使っています。
1年中、黄色く成熟した果実が実るため、毎日あるいは病気の際は現代医療が充実していない時代の第一の選択治療薬の役割を果たしていました。
現代でもノニの確かな効果のため、医薬品に頼らずノニに果実の効能効果が期待され使用される場合が多い。
大きな葉はジャムゥ素材、料理の梱包材、食事に必須のソース(サンバル)の素材としても利用されています。
タイでは、葉はスープの具材として利用され、健康長寿の要因であると報告されています。

中部ジャワ州のノニ一家


害虫忌避作用があり家の周囲に植え、また街路樹にして害虫駆除に役立てています。
コーヒー農園の周囲に植えてコーヒーの木を守り、他の農園との境界の目印としても利用される有用な植物です。
野生のノニの木は川沿いや海辺に多く見ることができ、大都市ジャカルタでも水路の堤防に生きよい良く枝を伸ばしています。
バリ島の海辺には樹齢30年以上という直径50㎝にもなる大木が植生し、住民と共生しているのには驚かされました。

ノニの木は地方では一家に少なくとも1本植えて健康、病気対策に使用していますが、インドネシアを除きこのような薬用植物と共生する国はないように思います。
天然物を有効利用する予防医学教育は発展途上国だけに残っているように思われ、ノニが人々に強く信じられていることの証でしょう。
臭い、不味いがスーパーフルーツ、ノニの医薬品的な効果を示すものですが、残念なことは現代の多くの若者はノニの伝承医薬品から現代医薬品に依存する傾向が強く、果実が臭いとの理由で伐採することが多くなってきていることには悲しみを感じます。

ノニ果実の機能性成分:スコポレチン

2003年日本薬学会総会において、長崎大学薬学部の共同研究者がノニジュース中の機能性成分としてクマリン誘導体であるスコポレチンを初めて報告しノニジュースの品質の指標とされました。
ノニジュース中のスコポレチン濃度の差は、産地と製造方法によって大きく異なります。
インドネシア産搾汁が最も高濃度のスコポレチンを含有しています。
インドネシア産のノニジュースは搾汁であり、他のノニジュースは所謂腐敗(Decayed)ノニジュースあるいはそれらを用いミックスジュースです。

 

スコポレチンの薬理作用としては、下記の作用などが明らかにされています。

過酸化水素の消去作用
*グルタチオンとSOD活性維持と肝細胞保護作用
* 抗肝炎と抗肝ガン作用

抗菌作用(グラム陽性3種、グラム陰性5種) 
* 大腸菌 E.coli O157の抑制作用 
5ーリポオキシゲネース産生物質の抑制作用 
抗炎症作用 
マクロファージの一酸化窒素合成の抑制作用 
血小板凝集抑制作用
血管弛緩作用
*血液流動性の増強作用
 
*4
種類の活性酸素種に対する抗酸化作用
ビタミンCより強い一重項酸素消去能
*腸管のEC細胞でアミノ酸のトリプトファンから、セロトニン産生の促進作用

MLM販売システムによって最も日本で飲用されているタヒチ(ミックス)ジュースのスコポレチン濃度はインドネシア産搾汁の20%以下です。

インドネシア産ノニジュースの特徴としては、抗酸化作用が強いことであり、指標となるSOD(Superoxide Dismutase) はスーパーオキシドアニオンを消去する酵素活性が、インドネシア産ノニジュースが最も活性が高いことが確認されています。

各種ノニジュース製品のSOD活性比較

 

ノニ果実の機能性成分:イリドイド

イリドイドとは
イリドイドはアカネ科の植物などに含まれる変形モノテルペンです。
イリドイドは、Iridomyrmex 属のアリの肛門腺から分泌されるイリドミルメシンに由来する特殊なテルペン系成分の総称です。
様々な薬理効果があることが確認されているノニ果実の有用成分の一つです。
イリドイドの主成分はDeacetylasperulosidicc acid(DAA)Asperulosidic (AA)はノニ果実の重要成分として、ノニジュース中に確認されています。
しかし、産地・製造方法にイリドイド含有量には大きな差があることが報告されています。

イリドイドの薬効
細胞に様々な刺激(増殖因子、紫外線、酸化剤、熱、ホルモン、発ガン遺伝子発現など)が加わると細胞増殖が誘発されます。
皮膚の場合では紫外線によって皮膚ガンが生じます。
これには、AP-1という遺伝子転写因子が活性化され、ガン細胞増殖が促進されるわけです。
ノニのイリドイド物質は、紫外線B照射実験によるAP-1活性化を抑制し、皮膚ガン予防や治療に効果が期待されます。

イリドイド物質にはAP-1抑制作用以外にも以下のような薬理効果が報告されています。

*抗アレルギー作用
* 抗関節炎作用
* 抗炎症作用
* 抗菌作用
* 抗カビ作用
* 血小板凝固作用
* 抗酸化作用
*抗収縮作用
*免疫調節作用
* 殺虫作用
*創傷治癒作用
*神経防御作用
*神経細胞成長因子促進作用

出典:B. Dinda, S. Debnath and Y. Hagigaya, Chem. Pharm. Bull. 55(5), 689~728, 2007

ノニの葉にも多くのアスペルドシドが含まれています。
ノニ茶の乾燥試行中にノニの葉が真黒になってしまい、いわゆる緑茶のような色になりませんでした。
これは、イリドイド物質が加熱により糖部分が外れてアグリコンになり黒色を呈したことによるものです。

イリドイドの化学構造式

お問い合わせ
株式会社エムケーラトリーズ
電話:0263₋26₋7588 ファックス:0263-26-7518
eMail: mk-info@thisismk.co.jp

 

 

 

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