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ステビア:自然食品の魅力

2022年02月02日 13:38 | コメント/トラックバック (0)

天然甘味料ステビアのもつ魅力
自然食品の力

ステビア
天然甘味料として馴染みが少ないステビアは南米原産。
日本の農水省が1970年に日本に導入、試験栽培が温暖な九州地域を中心に行われているようです。
M&Kは熱帯国インドネシアで栽培されているステビアを輸入を昨年から開始しました。
インドネシア国産商品としてお茶に甘みを食える目的のステビア乾燥葉、そしてステビア農業栽培用に茎や小枝を含む材料を日本国内で水抽出液として試作しています。

ステビアについての知識はほとんどはありませんでしたが、日本国内での栽培の難しさや供給量の少なさ、そして自然食品としての魅力に惹かれて輸入を決意したものです。
現在、ステビアの抽出甘味成分ステビオサイドが主として各種飲料、冷凍食品、ダイエット食品に使われています。
ほとんどが中国製品です。

インドネシア、東ジャワ州のステビア農園

日本に輸入している乾燥ステビア葉
天然甘味料として好評

 

ステビアの科学的魅力:農業にも
この程度の知識しかありませんでしたが、本年(2022年)1月に目から鱗が落ちる情報に接しました。
これは、株式会社イクス代表取締役、米倉伸祥氏から頂いた 「ステビア草の不思議な力で国際貢献」(元気な会社、元気な社長。セキュリティ研究2021、No.270、pp20~23)の記事です。

ステビア研究の第一人者であられるJBB研究所では、ステビアの茎も含めて水煮沸抽出、濃縮を行い、発酵と熟成過程を経てステビアエキス溶液として商品にされています。
このステビアエキスによる今までの知見を以下に記述します。

*果物が甘く美味しくなる
*野菜がみずみずしくビタミン、ミネラルが豊富になる
*牛や豚、鶏が元気になる
*ステビア有機肥料で育てたりんごは美味しい、甘いだけでなく上品な味わいに
*人が飲んで元気に:重篤な病気から回復

*東北大学農学部
 ニジマス実験で緑茶の5倍の抗酸化力
 乳酸菌やビフィズス菌の有用菌の増殖
 O₋157、サルモネラ、黄色ブドウ球菌などの有害菌の殺菌作用
*福島県立医科大学 
 ヘリコバクター・ピロリ菌の殺菌効果
 抗HIV活性
*大阪府立衛生研究所
 H5N1強毒性とりインフルエンザウイルスの感染阻害効果
*千葉大学大学院薬学研究院
 顕著なインスリン抵抗性改善作用
*群馬大学医学部
 ステビアエキスのC型肝炎ウイルス薬としての可能性

上述したように、ステビアから水抽出した溶液には、様々な生理活性物質が含まれ、健康分野や農業分野でも非常に有益であることが確認されています。

単に天然甘味料だけとしてでなく、植物全体から得られる物質の有用性を認識させていただきました。
このことは、単に商業上のメリットだけを追求した単離成分だけの使用から、弊社が追及している自然植物を健康に繋がるものです。

有機農業への貢献できることも重要です。
実際、ここ信州松本、安曇野では近年いちご栽培が盛んになっていますが、春一番のイチゴは甘いが、以後徐々に甘みが減り商品価値が低下すると聞いています。
信州リンゴやメロン栽培においても、ステビア農法は推奨できるのではと考えています。
さらに、甘みが欲しいノニジュースはカロリーゼロ、様々な生理活性を含む健康に有益な水抽出液は利用可能でしょう。

 

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