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Multisystem Inflammatory Syndrome in Children (MIS-C):有機ノニジュースの効果は?

2020年09月17日 14:19 | コメント/トラックバック (0)

MIS-C: 小児の多組織炎症症候と武漢ウイルス感染症

本ブログは、弊社が協賛会社となっている東京ノニ研究所からの情報の一部修正による転載です。

2020年9月9日の発表のアメリカの疾病予防管理センター(CDC)の発表によると、武漢ウイルス感染症と関係するMIS-Cの深刻な疾病の報告がなされました。

2020年9月3日までに792例のMIS-C (小児多臓器炎症症候群)の症例が報告され、42州で16例が死亡したとの事。
本疾患は、武漢コロナウイルス感染症(COVID-19)と関連した 稀ではあるが深刻な症状の疾患です。
MIS-Cは新症候群であり、COVID-19感染後あるいはCOVID-19感染者と接触した後に起きる小児の疾病ですが、まだ未知なことが多き疾患。

MIS-Cの背景

今まで解明されているMIS-Cの症例の背景は

*ほとんどの例が年齢1歳から14歳(平均年齢8歳)の子供である。
*1歳以上20歳までの子供に発症する。

*70%以上の症例はスペイン/ラテン系の小児(276例)と非スペイン系黒人(230例)である。

*症例の99%(783例)はCOVID-19を発症させるSARS-CoV-2(武漢コロナウイルス)陽性であり、残り1%はCOVID-19患者に接触した者です。
*ほとんどの小児はSARS-CoV-2に感染後2~4週間でMIS-Cを発症する。
*報告者数の54%は男性である。

MIS-Cの定義

MIS-Cの臨床診断は以下の3点が基準となります。

1.21歳以下で発熱、臨床検査で炎症の存在および臨床的に入院が必要な重篤状態で、2臓器以上(心臓、腎臓、呼吸器、血液学、胃消化器、皮膚および精神)の障害が認められる。
2.他疾患がないこと。
3.ごく最近のPCR, 血清学的および抗原検査で陽性であり、あるいは発症前4週間以内にCOVID-19患者との接触がある。

注)発熱
  24時間以上、38℃以上の発熱。あるいは24間以上持続した発熱の経歴。

注)臨床検査での炎症
  *C反応性たんぱく(CRP), 赤血球沈降速度(ESR), フィビリノーゲン、プロカルシトニン、d-ダイマー、フェリチン、乳酸脱水素酵素(LDH)、インターロイキン6(IL-6)の上昇
  *好中球の増加
  *リンパ球の減少
  *アルブミンの減少
  これら検査値の2項目以上を勘案する。

川崎病との関連

川崎病(Kawasaki Disease)は、1973年日本の川崎医師らが世界で最初に報告した、小児の稀な疾患です。
神奈川県の川崎とは関係ありません。


川崎病と命名される以前は、頸部リンパ節の腫脹を伴い急性熱性粘膜皮膚疾患です。
1~2%が突然心不全で死亡します。
解剖、病理学的な観察では、冠状動脈血栓症および動脈瘤を伴う乳児性動脈周囲結節様動脈炎の所見が認められています。


徳洲会グループは、川崎病について以下のように報告しています。
「1970年以降、ほぼ2年ごとに川崎病全国調査が施行されています。
 1979年、1982年、1986年に全国的な流行が認められたのち、年間患者数は5,000人前後で推移していましたが、1990年代後半から年々増加傾向にあり、2005年に年間患者数が1万人を突破し、
 その後も増加の一途をたどっています。
 最新の第23回川崎病全国調査では、2014年の患者数は過去最高の1万5,979人を記録しています。
 また罹患率も、2013年は0~4歳人口10万人あたり302.5人、2014年は308.0人と、毎年史上最高を更新しており、少子化の影響で子どもの数は減少しているにもかかわらず、1990年代からは絶対数としても増加し続けています。
 そして、これまでの累計患者数は約30万人を超えています。」

「過剰な免疫反応が引き金?
 川崎病の原因はさまざまな説が論じられていますが、いまだ解明されていません。
 かつては、何らかの感染症が背景にあるだろうという考え方が一般的でしたが、最近は、カビ、細菌、ウイルス、リケッチアなどの病原微生物の体内への侵入が過剰な免疫反応(自然免疫)の引き金となり、
 これらのどの原因でも発現するような病態が背景に潜んでいるのではないか、という考え方が主流となってきています。」

CDCは、川崎病との関連でMIS-Cで以下のように報告を義務付けています。
*症例が川崎病の定義の全部あるいは一部を満たしたとしても、MIS-Cの定義を満たしておれば報告しなければならない。
また、
*SARS-CoV-2感染が明らかな場合は、小児の死亡はMIS-Cと考えるべき、としています。

川崎病とMIS-Cとの比較報告もありますので参照してください。
*https://www.dr-kid.net/misc-kd-mas
*https://bit.ly/32AxkoK
*https://www.m3.com/open/thesis/article/22090/

MIS-Cは血栓症

既に厚生労働省も確認しているように、新型コロナウイルス感染症で重篤化する場合は、血栓症の兆候が認められる。
肺のX線撮影やCT観察による肺炎や肺線維症の診断に加え、簡便かつ迅速な臨床検査で予兆を把握することが推奨されています。

興味あることは、血栓症に対してインドネシア産ノニジュースの効果が期待できることです。
血小板凝集抑制(血液さらさら効果)、血管内皮からの一酸化窒素(NO)産生による血流改善、関節リウマチ(RA)効果によるIL⁻6の抑制から推察されます。

新型コロナウイルス感染予防・治療のノニジュース7つの秘密を参照)

今後の対応 
現段階では、川崎病は何らかの感染症(COVID-19を含めて)が引き金になって発症する小児の心臓血管病と考えるべきかもしれません。
幸いにも武漢ウイルス感染による小児の感染あるいは死亡例はほとんどないものの、感染症が収束することなく今冬にも発生すれば、川崎病様の小児の疾病は増えるかも知れません。

 

 

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