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信州の松枯れ:インド栴檀・ニームは松枯れ病を救えるか?

2016年07月11日 13:20 | コメント/トラックバック (0)

信州の松枯れ病は拡大
殺虫剤空中散布も効果なしか?
天然植物インド栴檀ニームに期待はできるか?

松本のニームの木
弊社事務所で育つニームの木
天井に達してしまった

拡大する松枯れ病被害
2016年7月7日に三才山峠を越えて、今人気の真田丸の上田地域にドライブ。
日頃、山に取り囲まれているものの、気を付けていないため知らなかったが、上田付近の山は茶色に模様替えしていた。
良く見ると、松の木の葉は褐色に枯れ、まるで冬の景色。
松枯れ病被害によるものです。

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昨日、松本~安曇野の山の北側付近を通過中、上田で見たと同じ光景が眼に入った。
松枯れ病被害によるもの。

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松本-安曇野平の北側、山を越えると上田方面の松が集中的に松枯れ病の被害を受けている。
松本市にある寺でも同じ被害が出ているが、北側に位置する。

松本市の被害状況(こちらへ)
平成16年に島内地籍において、初めて被害が確認されて以来、被害区域が拡大しています。
特に市の北部地区(四賀、島内、岡田、本郷)では、被害がまん延しています。
また、被害のなかった西南部でも、被害の発生が確認されています。

私たちの暮らしに深く関わってきたマツ。
この大切なマツが松くい虫被害の猛威にさらされており、最近では庭木や公園、史跡のマツ等にも被害が及んでいます。

松本市の対策(こちらへ)
松枯れ病

殺虫剤のヘリコプターによる予防散布や樹幹注入が行われているようですが、効果のほどは?

インド栴檀ニームによる対策は
10年近く前に松枯れ病対策として、ニームの使用を提案したことがあります。
松本市の方針としては、伐倒と農薬登録された殺虫剤による駆除を確信していたようですが、効果はなかったようです。
被害地域は蔓延し、松本-安曇野平の南西側にも拡大し、このままでは上高地方面への被害が出てくるのではと心配しています。

広大な地域にニームを散布したり、樹幹注入によるマツノザイセンチュウを撲滅することは困難でしょう。
しかし、何らかの有効的な手段をとらねばならない。
農薬取締法だけに準じた方策を採用していただけで良いのか、検討の余地があると思います。

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