インドネシア産ノニ茶のイリドイドはポリネシア産を凌駕

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インドネシア産ノニ茶のイリドイドはポリネシア産を凌駕

2014年03月04日 19:00 ｜コメント／トラックバック（0）

驚愕の研究結果
インドネシア産ノニ茶のイリドイド物質はポリネシア産の1.6倍

乾燥ノニ葉、焙煎ノニ葉、ノニ葉粉末
ノニ茶葉、ノニ茶ティーバッグをご提供します

イリドイドとは
イリドイドはアカネ科の植物などに含まれる変形モノテルペンです。
イリドイドは耳慣れない物質名ですが、Iridomyrmex 属のアリの肛門腺から分泌されるイリドミルメシンに由来する特殊なテルペン系成分の総称です。

ここでは薬事法上の問題があり、具体的には述べられませんが、様々な薬理作用があることが知られています。

長崎大学薬学部との共同研究
長崎大学薬学部はノニジュース中の有効成分スコポレチンの定量分析を最初に確立しました。
Ｍ＆Ｋは2年前より共同研究を行っていましたが、この度ノニジュース、ノニ果実粉末、ノニ茶のイリドイド成分の分析が終わりました。

ノニ茶については日本国内で販売されている３商品が分析対象です。
イリドイドとして、DAA (Deacetylasperulosidic acid)とAA (Asperulosidic acid)を定量分析致しました。

イリドイド分析結果
次の表に分析対象の商品、原産地、商品内容量と価格、DAAとAA合計のイリドイド濃度、そして最も濃度の高いインドネシア産を100とした時の各商品の率を示しました。

沖縄産のノニ茶の実体は、ノニの果実粉砕物でした。
この場合は、インドネシア産のノニ果実ＦＤ粉末と比較しました。

商品	原産地	容量	価格(円)	イリドイド(μg/ｇ)	比率（％）
ノニリーフティー	フレンチポリネシア(タヒチ)	1ｇ、20包	2,220	1,567	57.7
ノニハーバルティ	インドネシア	1.6ｇ、30包	3,150	2,715	100
茶葉	インドネシア	80ｇ	1,260	2,715	100

おいしさノニ茶 (果実粉砕)	沖縄	1ｇｘ25包	1,575	4,017	21.1
ノニ果実ＦＤ粉末	インドネシア・日本	――――	―――	19,058	100

ポリネシア、タヒチ産のノニ茶のイリドイド含量はインドネシア産の57.7％と非常に低いものでした。
ある程度の品質の違いは予想していましたが、この結果は予想を超えたものです。

一方、日本でお茶と云えば一般的には植物の葉で製造するものです。
しかし、沖縄産のノニ茶は果実の種子を含む粉砕物です。
沖縄では日本茶や紅茶などは飲まないのでしょうか？
いずれにしても、イリドイド比較は果実粉末で行いますと、インドネシア産の21％と低いものです。

参考に商品内容量と販売価格を示しましたが、販売価格はノニジュースの品質と関係ないようです。

感想とご挨拶
ノニ茶は、Ｍ＆Ｋが日本の大手商社に先行して製造開発したものです。
岩手県一関市の精茶百年本舗様、百年生物化学様との共同で開発したものです。
無農薬・無化学肥料の自然栽培で育てたノニの葉は、インドネシア政府の科学研究院（LIPI)より供給されています。

ノニ茶の品質については、当然ながらインドネシア産がポリネシア産に勝るもので、価格もポリネシア産の半値以下です。
Ｍ＆Ｋは一貫してノニの国インドネシアのノニの品質管理に最大の注意を払ってきました。
そして、日本の多くの方々に日本茶以上に栄養があるノニ茶で癒して頂きたいと願っています。