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カテゴリ: EVCO >M&Kぶろぐ >インドネシア >ノニ(メンクド) >ブアメラ >長崎大学薬学部

熱帯薬用植物に魅せられて:M&K顧問西垣敏明

2013年10月16日 13:10 | コメント/トラックバック (0)

長崎大学薬学部同窓会近畿支部会:講演要旨
2013年10月12日

熱帯薬用植物に魅せられて

(株)エムケーラボラトリーズ
顧問、医学博士、薬剤師
西垣 敏明(昭和47年卒)


インドネシア 232
昭和42年に入学、47年に卒業後長野県松本市の名も知れない小さな製薬会社に入社、41年間松本市に住み、まさに信州人になってしまっています。

製薬会社では新医薬品の安全性評価の部門に配属され、主に一般毒性試験に従事してまいりました。
小さな製薬会社に入社したこと、更に毒性評価の仕事を行うことができたことは学卒で何の専門性もない私にとっては非常に幸運でした。
また、故小林五郎学部長が強くご推奨下さいました信州松本の地は、振り返ってみると私には大いに適していたように思います。

小企業ゆえに研究者の育成に資本を投資し、かつ研究者個々の業務・研究活動にも寛容で信州大学や順天堂大学医学部病理学教室の研究生の機会を与えてくれました。
ある程度思うがままに安全性評価を通じて新薬開発に臨むことができたと思います。

上市できた新薬は8品目、内3製品は世界初のものでした。
この間、闇に埋もれた化学物質は数百にのぼり、大多数は病理学的評価により開発を断念したものです。
人体の病理解剖の経験は、病気の進展となれの果てを自分の目、皮膚で確認でき、新薬の安全性評価や健康食品開発の基礎になっています。
また電子顕微鏡、放射性同位体を用いた組織学は、医薬品の薬理作用を形態学的にとらえることに成功し、学位論文となりました。

しかし、化学合成物質が国家検定を経て医薬品となり、分別なく患者に投与される現医療体制には学生のころから疑問を抱いていました。
会社が欧米式の管理体制に移り始め、医薬品開発から科学が失われたと感じた時、16年半勤務した会社を辞職しました。
昭和63年9月のこと。翌年の平成元年、信州大学より平成で最初の学位授与者の栄誉を戴きました。

平成元年2月に財団法人食品薬品安全センターに移り、直ちにJICA国際協力事業団の動物実験・安全性評価の専門家としてフィリピン保健省の食品・医薬品局に派遣されました。
無血革命により誕生したアキノ政権の時です。
当時のフィリピンは財政難からゼネリック医薬品の使用を宣言し、かつ自国の薬用植物の開発を模索している頃でした。
当時、薬用植物の医薬品としての応用にまだ確信が持てていませんでしたが、生物検定・評価の技術移転の一環としてフィリピンの熱帯薬用植物である呼吸器疾患用のラグンジ、尿路結石排泄のサンボン、そして食品添加物であるカラゲナンに出会いました。
これらの安全性試験を通じ、具体的に薬用植物に興味が湧くようになったようです。
サンボンによって小指大の排出された膀胱結石の実物を見て驚愕し、カラゲナンの安全性評価がFAO/WHOや米国FDAの許可に繋がり、年間数百億円の輸出産業に成長したことも天然物の魅力に惹かれた一つです。
技術移転は道半ばで終了しましたが、天然物の機能性に目覚めたのがフィリピン時代の大きな成果といえます。

その後3度の失業保険の受給者となり、JICAの医療無償協力の調査団の一員として、金融・経済危機のインドネシアに初めて赴いたのが15年前です。
この時インドネシアで遭遇したのが、今や日本人のほとんどの方がご存じのノニ (Morinda citrifolia, ヤエヤマアオキ)です。ノニとの出会いが、その後の私の人生を決定づけました。
ノニとの出会いは、今でも鮮明に記憶しています。
奇妙な形で多数の種子をもつ果実、齧ると舌を刺激し、特有の匂いを発する果実に神秘的なものを感じました。
インドネシアの至る所に植生し、各家に1本のノニの木が植えられ、連綿と家庭用の伝承医薬品として使用されている事実、そしてノニがインドネシア原産の熱帯植物であること、その起源・有用成分の誤った情報が日本で流布されていることから、ノニ研究は私の余生をかけてもよい対象物となったわけです。
生きがいを漸く見つけることができたといっても過言ではありません。

平成12年に二人の子供の名前を冠した小さな会社M&Kラボラトリーズを設立し、本格的に原産国インドネシアのノニを日本に紹介することとなりました。
商人でないので事業は直ぐに失敗、胃潰瘍と借金のためアフリカに逃避、経営権を譲与、ノニ研究とノニ輸入・販売に絞ることによってかろうじて会社を存続させています。

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ノニ研究に大きな転機をもたらしてくれたのは、入学同期の中島憲一郎氏(前薬学部長、副学長、現長崎国際大学薬学部教授)や和田光弘准教授の研究協力でした。
ノニの有効成分の定量分析と抗酸化能測定、それらの各種ノニ商品間の比較検討成績は、熱帯薬用植物ノニを選択したことに間違いがなかったことを裏付けるものです。
その後も長崎大学を含むいくつかの研究機関と共同研究を行い、少しずつながらノニの有用性成績を報告しています。
ノニ愛用者が増加していることは、その安全性と機能性が明確に証左されたものでしょう。

ノニと出会って15年、この間インドネシアへの渡航は100回を超えます。
インドネシアの伝承医薬品はジャムゥと呼ばれ、今でも病気の予防、治療、健康増進の第一次的選択となっています。
機会ある毎に燃え上がる好奇心に任せて、ジャムゥに関係する植物を入手しています。
インドネシアには7500以上もの熱帯薬用植物があるといわれていますが、実際に現代科学的に研究され実用化されているものは100種類以下でしょう。
しかし、6000年に及ぶ長い使用経験に基づき、多くの薬用植物が食品や伝承医薬品として使用されているのも事実であり、日本の薬学研究者が手を差し伸べるのを待っています。
多種類のウコンやショウガ、ネコノヒゲ、キンマ、トゲバンレイシ、カルメグ、サルムート、蘇芳、カサヴァなどなど興味あるものは多数ですが、一人の手に負えません。

このような熱帯植物の中で注目しているのは、中鎖脂肪酸を主体とするココナッツオイルとプロビタミンAであるカロテノイドやキサントフィルが豊富なブアメラという植物です。
いずれもノニ研究から派生したものです。

ノニの匂いは中鎖脂肪酸に由来し、母乳にも含まれる栄養機能成分と考えられます。
戦後、日本人はココナッツオイルを食品として摂取することはなくなり、長鎖脂肪酸やトランス脂肪酸主体の精製植物オイルを常用しています。
この様な食用オイルは、いわゆる欧米風の先進国病を誘発します。
今流行の合成中鎖脂肪酸や遺伝子組換え食用オイルでなく、純天然物であるココナッツオイルの摂取が予防医学的に優れた機能性食品といえます。

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ブアメラはインドネシアのパプア島だけに植生する稀少植物であり、パプア先住民6万年の隠れた栄養機能食品と考えています。
β-クリプトキサンチンを豊富に含むことは、中島教授とその研究陣によって初めて明らかにされ、動物実験で抗腫瘍効果を確認するとともに美容分野でも効果が確認され、欧州連合へ新規物質として申請を準備中の興味ある食品です。

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現代医学・薬学は、急性疾患に対しては非常に高い治療能力が発揮されます。
しかしながら、加齢性の疾患、いわゆる成人病、生活習慣病を医薬品で治癒させることはできません。
予防医学の重要性、栄養学の必要性が問われている所以です。
既に私たちは薬学教育で生薬学、薬用植物学を学んでいますが、対象植物の多くは中国に起源する寒冷地に生育する植物です。

まだまだ僅かな経験ですが、熱帯薬用植物には未知なる栄養性、機能性に富むものが多数あります。
これらに予防医学の一端を担っていく可能性が非常に高いのではないかと確信しています。
今後どれだけインドネシアを訪問し、また研究できるか分かりません。
私の夢をインドネシアの若い研究者に託す努力を行っています。
と同時に日本の若き研究者には、熱帯に目を向けて欲しいものと願っています。

稿を終えるにあたり、長薬同窓会近畿支部会編集委員会の皆様にこのような機会を与えて頂きました事を感謝申し上げます。


西垣敏明履歴

1967年4月 長崎大学薬学部製薬学科 入学
1972年4月 同上卒業(生化学教室)と同時にキッセイ薬品工業株式会社入社(松本市)
       一貫して新薬の安全性評価に従事
1975年12月 結婚(松本の方)、二児の父親
1988年9月 キッセイ薬品工業株式会社退職(約16年半勤務)
1989年1月 信州大学より医学博士号授与(研究テーマ:1型アレルギー時の肥満細胞の脱顆粒の電子顕微鏡的観察
        抗アレルギー薬トラニラストの肥満細胞内分布のラジオオートグラフィーによる研究)
1989年2月~1993年8月 財団法人食品薬品安全センター勤務(約4年半)
1989年4月~1993年7月 JICA(独立行政法人国際協力機構)専門家としてフィリピン政府保健省に出向(約4年)
1993年9月~1998年9月 ㈱イナリサーチ勤務(約5年)
2000年1月 現 ㈱エムケーラボラトリーズ設立
         ・ODA(外務省:政府開発援助)調査員
         ・インドネシアのノニ果実の研究、輸入販売
         ・その他、インドネシアの熱帯植物の研究
          (ブアメラ、ココナッツオイル)
2008年~現在 60歳を契機に退職、顧問就任
3カ月毎にインドネシア訪問

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