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バンガジュツは成長中、2020年5月

2020年05月25日 14:16 | コメント/トラックバック (0)

5年間信州で育つバンガジュツ
今年も芽を出し、美しい葉が伸長中

 

2015年にインドネシアの中部ジャワ州で漸く見つけたバンガジュツ(Kaempeferia rotunda).
信州松本で5回目の厳冬を生き延び、今年も美しい葉が成長中です。



葉の裏面が美しい紫色であることが、バンガジュツの特徴です。
株分けを行いましたので、既に日本の各地で同じように発育していることでしょう。

日本では馴染みが薄い熱帯薬用植物ですが、

バンガジュツはインドネシア保健省が認めるトップ100の有用植物
バンガジュツはインドネシアではKunir Putihと呼ばれています。
Kunirはウコン、Putihは白であり、日本では白ウコンとも呼ぶ人もいます。
インドネシア保健省の保健医療研究開発庁は、バンガジュツを健康に寄与するトップ100の有用植物に選んでいます。

Kr 5Kunir PutihK r 3


インドネシアでの伝承使用

女性用健康増進の Galian peturi Jenitriに処方素材として使用されています。
若い娘さんの健康増進を主とし、第二次性徴を美しく発達させると言われています。
また、根茎や葉は野菜として食用に供され、根茎の粉末やペーストを化粧品の代用とする場合もあるようです。

バンガジュツ根茎成分
根茎成分として、
6-acetylzeylenol, cyclohexanベンゾイル誘導体、crotepoxide, sakicin誘導体など
(参照:Phytochemistry 68, 2007, 1579-1586)
flavonoids, chalcone, crotepoxide, quercetin, falanol, beta-sitosterol, stigmosterolなど
(参照:Indian J Chemistry, 8, 1970, 468)
が、報告されています。

調査した限り、根茎や葉は野菜として食用に供され、根茎には澱粉が豊富です。

副作用など有害事象の報告はありません
遺伝子DNAの変異を抑制することも明らかにされていますので、発がん予防作用が期待できます。
(参照:international journal of chemical and analytical science,  4 、 2 0 1 3、 3)

インドネシアの薬用植物学書Cabe Puyang2や伝承医薬品ジャムゥ処方には、以下の疾患、体調への適用に使用されています。

1 Ascaris lumbricoides (回虫症)
2 Nephritis (腎炎)
3 Febris Puerperalis (産褥熱)
4 Anorexia nervosa (食欲不振)

5 Stomachache (胃痛)
6 女性用健康増進Galian peturi Jenitri
    (第二次性徴を美しく発達させるジャムゥ処方)

日本での臨床現場ではLung cancers 肺がん治療に奏功したと言われています。

急性、亜急性試験では安全性が確認されています。
(参照:Global Journal of Pharmacology, 8 (2):  2014, 128)

株分け、粉末の提供
今年の秋になれば根茎部分が成長します。
母根茎をお分けできます。



バンガジュツ根茎の粉末をご提供します。

バンガジュツ粉末
インドネシア産、中部ジャワ州、原生栽培
バンガジュツ粉末:日本国産
平均粒子サイズ:100メッシュ
梱包:1㎏、価格:6,480円(税込、送料込)

御注文・お問い合わせ
(株)M&Kラボラトリーズ
電話:0263-26-7588, ファックス:0263-26-71518
メール:support@thisismk.co.jp
あるいは、お問い合わせ欄より

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