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非天然型、合成トランス脂肪酸の恐怖

2010年07月15日 10:16 | コメント/トラックバック (0)

トランス脂肪酸とは?

脂質中に存在する天然の不飽和脂肪酸(炭素ニ重結合を持つ)は、シス型といわれる曲がった立体構造で存在します。
下の図で見られるように、天然型のオレイン酸は分子構造が折れ曲がったシス型(cis)です。


この天然型の脂肪酸に無理やり水素・あるいは高熱処理すると、化学構造がトランス型(trans)で直線型のエラディン酸になります。
天然には、同じ炭素数で直線型の飽和脂肪酸のステアリン酸があり、ステアリン酸の生理作用に変化が起きる可能性が大きいと考えられます。

不飽和脂肪酸を工業的に水素を結合させたり、高熱処理する事によって直線型のトランス型の天然に存在しない物質に変化します。
食用油、食品加工食品のほとんどがトランス脂肪酸を含み、肥満、糖尿病、血管心臓病、がんなどの原因と注目され、食品の安全性、健康障害、疾病予防の面から先進国の直面した問題となっています。
わが国では、行政・医薬農学会・食品工業界から一切の啓蒙はされておらず、情報秘匿が大きな社会問題となるでしょう。

非天然型、合成トランス脂肪酸の恐怖
非天然型、合成トランス脂肪酸の恐怖(2)
非天然型、合成トランス脂肪酸の恐怖(3)
非天然型、合成トランス脂肪酸の恐怖(4)

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